巡り巡って君へとたどりつく。
彼の文章力には定評がある。
"連絡"を"練楽"と書いたり、
ヘビを哺乳類だと思っていたり、
月曜日はイエスタデイだし、
日曜日はリメンバーだし、
広辞苑の存在知らないし、
7×9は53だし、
お世辞にも頭が良いとは言えない。
でも、彼の文章はそこはかとなくあたたかい。暖かいでもなく、温かいでもなく、あたたかい。読んだ人の心をふわっとあったかい気持ちにさせてくれる。
わたしは目黒くんの紡ぐ文章が好きだ。たぶん目黒担はみんな好きだと思う。好きだよね?(笑)
そんな中でも一際衝撃を受けたのがデビューして一発目の2020/1/24のすの日常だ。
いつか、俺から離れたときに
俺を見てくれてた時間に後悔しないような
そんな時間を刻みたいです!
衝撃だった。本当に衝撃だった。
わたしがおたくをする中で、降りたときに絶対に後悔したくないというポリシーがある。どれだけ不満があろうと、どれだけ当時文句を言っていても、降りたときに、推してて良かったなって思いたい。エゴかもしれないけど。
幸い、歴代の推しはみんなそうで。この人のこと応援していて、好きになって良かったなって全員に思う。好きだった時間に後悔なんて1ミリもないから、新しい推しに出会ったときにもっと早く出会いたかったとも思わない。このステージを見てみたかったっていうのはもちろんあるけどね。
見ていた時間を後悔したくない自分と、見てくれてた時間を後悔させないようにしたい目黒くん。この言葉を見た時に、自分の中で何かがピタッとハマる音がした。
ずっとジャニオタとして生きてきた人にはこの感覚はもしかしたら分からないかもしれない。応援してきたことを後悔しないこと、って実は当たり前のようで難しいとわたしは思う。それこそ、今まで友人から推さなければよかったって声を多数聞いてきた。その度に胸が苦しくなった。
まぁそもそも、わたしも十数年ぶりにジャニオタに戻ってから自担にイライラしたことなんてない。文句を言ったこともない。そりゃかっこよすぎて何でそんなにかっこいいの?!?!ってキレ散らかしたことは多々ある。
前世はありえん現場主義おたくだったので、推しに不平不満もあったし、不平不満ばっかりだった。
そもそもジャニーズは言ってしまえばグループという個体があって、グループ同士でバチバチしてるのがわたしにとっては逆に新鮮な光景だった。話が逸れてしまうのでこの話はここまでにしよう。
例えばの話、俳優とか声優は結構個人主義で、いわゆる"共演者"という類の人がいたとしてもその人とは一回限りなんてことはザラにある。現場に行っても、作品を見てても、毎回毎回必ず接するのは決まって推し1人だ。ちょっと態度や発言が嫌だったなと思っても、もう会うこともないかもしれない推し以外の人には何の感情も抱かない。そうなると、自然と、推しに不満は出てきてしまう。悲しいけど。人間とは、おたくとはそういう生き物だ。俳優はよく燃える。(これはわたしの実体験と偏見)推さなければよかった、推してたお金と時間を返してほしい、おたくとは自己中心的で自分勝手で我儘な生き物だからこそ、推してた時間や使ったお金は自分の意志なのに、向こう側の非で嫌いになった場合はそう感じてしまう。
だからこそ、目黒くんのこの言葉に感動した。ジャニーズアイドルからこの言葉が出ることに心底感動した。
いつか、俺から離れたときに、なんてもしもの話を。おたくが勝手に離れていくだけなのに、ジャニーズなんてファンが星の数ほどいて、1人減ったくらいじゃなんのダメージにもならないのに、応援していた時間を後悔させないようにアイドルとして生きてくれるんだって。
いつ、わたしが目黒くんから興味がなくなるかなんてわからない。来年かもしれないし、5年後かもしれないし、10年後かもしれない。それでも、たぶん、目黒くんがわたしに見せてくれている"アイドル目黒蓮"の姿はずっとずっと好きなんだとこの言葉で確信した。
1回宣言してくれたなら甘やかしたことは言わないよ。男に二言はないでしょ?絶対後悔させないでね。何年先でもジャニーズアイドル目黒蓮を応援しててよかったって、胸張って言わせてね。だからわたしも、目黒くんに顔向けできるような目黒担でいれるように頑張ります。
目黒くんのことは悔しいけどまだまだ攻略できないなぁ。でも、目黒くんが自分のファンのことを信じてくれるなら、わたしも目黒くんのことを信じるしかないね。
いつも素敵な言葉を紡いでくれてありがとう。目黒くんのあたたかい言葉に救われてるファンはたくさんいるよ。これからも、目黒くんらしく、目黒くんだから伝えられる包み隠さないストレートさで言葉という素敵なプレゼントを届けてください。
目黒くんを好きになったこと、後悔してないよ。