"BLACK"in the light.

目と目が合うたび拗れる想い

恋の魔法には期限があるけど、ボクはまたキミに恋するんだろう

 

特にお気持ち表明がしたい訳ではないのだけれど、この2日間寝ても覚めても仕事中でも頭の中ではそのことしか考えられなくて、今この気持ちを文章にしてアウトプットしないとどうしても前に進めないと思ったので書き留めます。

 


その日も仕事で、次の日も仕事だっただからもう寝ようと思って電気も消してベッドに入っていたら突然友人から送られてきたLINE。『大丈夫?電話する?』訳が分からず、でも人間ってそういう時に何故か察しが良い生き物で。すぐさまTwitterを開いたら1番に飛び込んできたトレンド、King & Prince脱退。血の気が引いた、息ができなかった。もうその後のことは覚えてない、頭が真っ白になって声も出ずにひとしきり泣いた。その後、電話をしてわんわん声を出して泣いた。

 


PM11時間近のにぎわう街並みに

まだサヨナラ言うには全然早すぎるのに

 


わたしが岸くんに恋に落ちたワンフレーズだった。金髪寄りの茶髪で、まだ少しあどけなくて、でも男の子らしくて。そんな男の子から聞こえる透き通った歌声にわたしは心も身体も奪われてしまったのだ。紫色の王子様、やっと出会えた王子様ってこの時のために生まれたフレーズなんだって、そう思った。

 


奇しくも発表されたのがPM11時、神様ってやっぱり残酷だなぁと。

 


いまだに受け入れられない。受け入れたくない。たぶんずっと、その日が来たって受け入れられない。何で?どうして?って、おもちゃを取り上げられた子供みたいにみっともなく大声で駄々をこねながら泣き喚いてしまう。今でも夢なんじゃないかって思う。起きたら夢であってほしかった。本当に。

 


勝手に、本当に勝手に、岸くんはずっとジャニーズにいるものだと思ってた。デビュー曲のシンデレラガールをしわくちゃになっても歌ってるものだと思ってた。毎年夏がくるたびに夏の断片には岸くんがいてほしかった。永遠なんて存在しない、まさかキンプリに2度もその現実を突きつけられると思ってもみませんでした。

 


わたしは今でも6人のKing & Princeが好きで、3人のPrinceがだいすきで、6人時代が1番だと思ってます。だから、だから身を引いた。玄樹くんが脱退して、わたしの気持ちはもうダメだと思いました。5人を見ても、あぁ6人が良かったなって、どうしても心の奥底で思ってしまうから。5人のキンプリも大好きなんです、でも6人の方がもっと大好きだった。でもそんな自分勝手な気持ちを5人にも周りにも押し付けたくなくて、押し付ける権利もなくて、キンプリをちゃんと追うのを辞めました。何でそんなに岸くんのこと好き好きいうのにキンプリじゃなくてスノの現場行ってるの?って思ったことがある人いるかもしれないけど、そういうことです。それでもわたしにとってはずっとずっと、岸優太くんが世界でいちばん愛おしい人でした。周りと好きの共有なんてしなくていい、担当とも言いたくない、ただただ愛おしくて好きな人。私が岸くんを好きっていう事実、それだけで充分だった。

 


でも、脱退、退所が発表された今、好きなはずなのに、大好きなはずなのに、正直自信がない。彼の全てが大好きなはずなのに、ジャニーズじゃなくなっても同じように好きでいるのか、分からない。もしかしたらわたしは岸優太くんを世界一好きと言うことで、自分自身を岸くんを通して自己肯定していたのかもしれない。そんな意味の分からないことすら考えてしまって。岸優太くんという1人の存在が大好きだったのに、それでもやっぱりたくさんの人から愛されて、メンバーにも愛されて、キンプリでリーダーして、歌って踊って、キラキラしてる、ジャニーズでアイドルをしてる岸くんが人として大好きだった。何よりも、キンプリで歌っている岸くんが大好きだった。

 


そんなに大好きな人なのに、理解してあげられない自分も大嫌いで。素直に応援できなくてごめんね。海外って何なんだろう。岸くんは海外で何がしたいの?海外に関わる仕事って具体的に何?そんなに海外で活躍したかったの?5人で出来なかったことが1人ならできるの?海外進出なんてオタクの夢じゃなかったよ。それが目標なの?日本じゃダメなの?わたしは岸くんが売れなくても、アイドルしてくれればそれで良かった。岸くんの人気なんて求めてなかった。だから分かんない、分かんないよ。岸くんが何を考えてるのかが分からない。でも、岸くん自身が自分の夢を自分で否定する毎日に苦しんでるのは私も苦しくて。でも、自分自身を否定しなきゃいけないような人じゃないよって、岸くんはすごい人だよってそうも思う。

 


岸くんがブログで『廉、海人、神宮寺、紫耀、いわげん僕はこの5人をずっとリスペクトしてます。嫉妬するくらいに彼らの才能に惹かれてます。みんなそれぞれ努力家であり、真面目だし、いい人だし、かっこいいし、面白いし、最強の5人だとこの先も変わらずリスペクトし続けると思います。冗談抜きで大好きです。』と書いていて、こんなところで久々にいわげんって聞けると思ってなかったよ。岸くんが5人が大好きって聞けると思ってなかったよ。嬉しい気持ちと、悲しい気持ちで、ぼろぼろ泣いた。

 


シンデレラガールが世界一好きな楽曲であることは死ぬまで揺るがないと思う。初めて聞いたあの時の衝撃を一生忘れません。あぁ、これがジャニーズなんだ、って、嵐以降ジャニーズから離れていたわたしが久々に思いました。ジャニーズの最前線をキンプリが走り続けるものだと思ってた。ジャニーズイズムを継承しながらキンプリにしか歌えないキラキラ曲をずっと歌い続けてくれると思っていた。キンプリに取って欲しい天下があった。国民的アイドルになってほしかった。でも、こんな気持ちもただのオタクの押し付けでしかなかったのかなぁ。

 


解散ではないけど、あえて解散と言ってしまうことをここでは許してください。わたしは死ぬまでキンプリが実質解散することを受け入れられないと思います。受け入れなくていいとも思ってます。岸くんにはキンプリで生涯を終えてほしかった。オタクのエゴでも、メンバー全員が40代50代になってもカウントダウンコンサートでシンデレラガールを歌っててほしかった。キラキラ輝きながら。どこにいてもどんな場所でもキラキラ輝く全員顔面つよつよの王道アイドルキンプリが大好きでした。何よりもわたしはジャニーズらしいKing & Princeを見るのが大好きだったんだと思う。

 


脱退した後のことも、退所した後のことも、正直今は分かりません。でもとりあえず、5月22日までは岸くんのことが大好きだと思う。その後のことは、その時になってから考えます。永瀬担のママもこの2日間ずっと落ち込んでるし、普段すぐ弄ってくるクソガキ気質なパパも今回だけは気遣ってノータッチだし。うじうじしてたって時間は経ってしまうから。どんなに信じたくなくても、もうこの事実は覆らない。納得はいってないけど、どうにもならないことも世の中にはあるんだなぁ。全然受け入れた訳ではないけど、前に進まないと仕方がないから、前を向きます、一旦。わたしはなんやかんやクソみたいな掛け持ちオタクなので、元気に生きてみようと。

 


もしまだ悩んでる人がいたら、自分の気持ちを大事にできますように。どれが正解でどれが不正解とかないし、受け入れるも、受け入れないも、受け入れられなくても前に進むのも、1人1人、自分の気持ちが自分の正解だと思うので。どうか思い詰めないでください。

 


岸くんの進む道をまだ受け入れられない人間でごめんなさい。貴方の決断を許せない人間でごめんなさい。でも、岸くんのことを大好きなのは許してください。どんな結末でも、あの日、あの時、岸くんに恋して良かったって思っています。